
後腐れのない浮気がしたくて、出会い系サイトを始めた。
特別美人じゃなくていいから、性癖の合った女性と不定期に、旅行も兼ねてセックスを楽しみたい。
そんな思いから、出会い系サイトで愛人契約を募った。
掲示板に募集を書き込んで、メール交換を始めたが、愛人志願の女性は、やはり物欲の塊で金の契約の話しかしない。
もちろん金を払うつもりはあるが、どんなセックスができるのか、性癖はどんななのか、私にとってはそこのところが重要だ。
Mっ気があって、縛られてくれるような女性がいい。
恥ずかしい写真を撮ったり、オモチャを挿れたりして、一晩中ネチネチいたぶられてくれ、またそれを喜んでくれるような相手が理想なのだ。
そんな出会いを求めて、メールで
「縛られるのは平気ですか?」
と聞いてみるのですが、やはり警戒されてしまいました。
特殊なプレイは、専門の女性がいるような風俗に行けばいいのかも知れません。
しかし私はどうしても、シロウトの女性で、仕事としての反応ではなくて、恥じらいながらも、自ら喜んで痴態を晒してくれるような女性を愛人にしたかったのです。
ええ、映画や小説の見過ぎかもしれません(笑)
調教願望、というやつだと思います。
古いですが、団鬼六さんの世界に憧れていまして(笑)
しっとりとした人妻か未亡人で、二人で佐世保市から長崎市内あたりに旅行して、あちこち観光スポットをまわる。
その間、物陰に隠れて、彼女を撫で回したり、彼女の敏感なスポットにオモチャなんかを挿入して、そのまま市街を歩いたりしてみたい!
そんな妄想を実現するには、どうしても出会い系サイトで性癖の合う女性を見つけるしかありません。
そこで私がとった方法は、一言で
ヘタな鉄砲も、数打ちゃ当たる方式。
もう、手当たり次第に募集をかけ、それとは別に「ちょっと食事でもしましょう」といった軽い誘いの書き込みもしました。
もしかしたら、そういう中に、運命の出会いがあるかも知れないからです。
結論から言いますと、実はまだ、理想の愛人には巡り合っていません。
お陰様で、不定期に、少し言葉嬲りができる程度の愛人は2人できました。
金のために、サービスで応じてくれている感じはありますが、それでも、素人感も漂っており、まずまず興奮できます。
彼女たちは、メール交換からベッドに持ち込んで付き合いが始まりました。
直接的に「お小遣いをあげるから」と口説いて、愛人契約を結びました。
やはり風俗と違い、愛人はいいものです。
ちょっとした所有欲が満たされます。
しかし、私はまだ理想の愛人には出会っていません。
これからも余暇を充実させるため、出会い系サイトで理想の愛人に出会う旅を続けようと思います。